写真・動画の撮影から編集、メディア記事の執筆、新規サービスの営業まで、ほぼ1人で回している。
正直、手が足りない。そんな中で使い始めたのが、AIアシスタントの「Claude(クロード)」だ。
最初は「AIって結局何に使うの?」と半信半疑だった。だが今では、調べもの、文章の下書き、画像の加工、企画の相談まで、毎日のように頼っている。
この記事では、実際に自分の仕事でClaudeをどう使っているかを、用途別にまとめてみた。
「AIに興味はあるけど、何から使えばいいか分からない」という人の参考になればうれしい。
Claudeってどんなもの?
Claudeは、Anthropic社が開発したAIアシスタントだ。チャットで話しかけると答えてくれる、というのは他のAIと同じだが、それだけではない。
– Webで調べものをして、出典付きでまとめてくれる
– 文章や資料の下書きを作ってくれる
– PC内のフォルダを読み込んで、ファイルの整理や画像の加工までやってくれる
– 作業ごとに「プロジェクト」を作っておけば、過去の経緯を覚えたまま続きを頼める
無料プランから試すことができ、たくさん使うなら有料のProプラン(月20ドル、2026年9月時点)という選択肢もある。
使い方①:調べる
まずは一番使う頻度が高い「調べもの」だ。
営業先の候補を洗い出す
新しく始めた広告サービスの営業では、「どんな会社なら興味を持ってくれそうか」「その会社はどんな発信をしているか」をClaudeに調べてもらっている。
候補を一覧にまとめてもらえるので、営業リスト作りの時間が大幅に減った。
記事ネタを集める
メディア記事のネタ探しにも使っている。
新店のオープンや移転、価格の動き、イベント情報などを調べてもらい、出典URL付きで「ネタ帳」に整理してもらう。
あとは自分で現地に行って、取材・撮影するだけだ。
情報の裏取り
記事に書く営業時間や価格、キャンペーンの期間などは、Claudeにも最新情報を確認してもらっている。自分の思い込みで書いていた部分が、実は情報が古かった、ということもあった。
使い方②:書く
営業メール・提案文の下書き
営業メールは、「はじめまして」ではなく「お世話になっております」で始める、といった自分なりのルールを最初に伝えておけば、そのルールに沿った下書きを作ってくれる。毎回ゼロから書く手間がなくなった。
ブログ記事の構成づくり
ブログで収益化を目指すにあたって、「無料記事から有料記事へどうつなげるか」という導線の設計や、記事の構成案づくりも手伝ってもらっている。
使い方③:作る
写真のリサイズ・リネームを一括処理
取材写真は、記事に載せる前にサイズを縮めて、ファイル名を付け直す必要がある。
これが地味に面倒なのだが、Claudeにフォルダを指定して「長辺1000px、撮影順に連番で」と頼めば一瞬で終わる。元の写真もちゃんと残してくれる。
サムネイル画像を作る
記事のサムネイルも、使いたい写真を選んで頼むだけで作ってくれる。以前の記事のサムネに合わせたデザインで、と伝えれば、テイストを揃えてくれるのもありがたい。
Webサイトや配信用ツールのコーディング
会社のWebサイトの作り直しや、ゲーム配信で使うコメント表示のデザインも、Claudeと一緒に作った。
「ここの色をもう少し明るく」「スマホで見たときに崩れないように」と言葉で伝えるだけで、コードを書いて直してくれる。
使い方④:壁打ち
個人的に一番価値を感じているのが、この「壁打ち」だ。
新規サービスの企画をブラッシュアップ
1人で事業をやっていると、企画を相談できる相手がいない。
Claudeに企画をぶつけると、「このターゲットだと価格が高く感じられるかもしれない」「この強みはもっと前に出したほうがいい」といったツッコミを返してくれる。
何度かやり取りするうちに、企画がどんどん整理されていく。
副業・新規事業プランの整理
「何を、どこで、いくらで売るか」といった副業のプランも、Claudeと話しながら絞り込んだ。
やりたいことを全部並べて、優先順位を付けてもらうだけでも頭がかなりスッキリする。
動画の企画やタイトル案
YouTubeの動画企画やタイトル案の相談にも使っている。
自分では思いつかない切り口が出てくることもあり、アイデア出しの相棒としてちょうどいい。
使ってわかったコツと注意点
毎日使ってみて、うまく付き合うためのコツも見えてきた。
役割を分ける
現地での取材・撮影と、最終的な判断は自分。調べものやまとめ、手間のかかる作業はClaude。
この線引きをしておくと、AIに「丸投げ」するのではなく、自分の仕事の質を上げる道具として使える。
事実確認は自分でもする
AIは間違えることがある。価格や日付、固有名詞などは、最後に自分の目で確認するのが鉄則だ。
Claudeも出典を付けてくれるので、気になるところはリンク先を見ておくと安心できる。
自分のルールを最初に伝える
「頼んでいない箇所は勝手に直さない」「作業を始める前に何をするか確認する」といった自分のルールを伝えておくと、それに沿って動いてくれる。
最初に少し手間をかけるだけで、その後のやり取りがぐっと楽になる。
プロジェクト機能で文脈を貯める
作業ごとにプロジェクトを分けておけば、過去の経緯や決めたことを覚えた状態で続きを頼める。
毎回イチから説明し直さなくていいのは大きい。
みんなもClaudeを使ってみよう
Claudeを使い始めてから、1人で抱えていた作業の多くを「相談しながら一緒に進める」形に変えられた。
浮いた時間は、現地に足を運んで取材をしたり、企画を考えたりすることに使えている。
いきなり全部を任せる必要はない。まずは「メールの下書きを作ってもらう」「調べものをまとめてもらう」といった、日常の小さな作業1つから試してみてほしい。
きっと「これも頼めるかも」が増えていくはずだ。


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