秋葉原の駅前と言えば、以前はエウリアンなんて呼ばれている人たちがいました。
迷惑系のくくりで存在していた彼女たちは、今や末広町の方へと追いやられています。
北口側ではアイドルのビラ配りや大道芸なんてものも開催されており、何かと問題にもなっています。
その中でも特に気になった存在がいました。
それが「CDを常に配っている外国人」の存在です。
ということで今回は「秋葉原駅前でCDを配っている外国人」に突撃してきたので、備忘録として残しておきたいと思います。
秋葉原駅前にいる人々
大体アトレ前に沢山いますね。
2022年にもなり、秋葉原には多くの人達が戻ってきました。
週末ともなると駅前には大勢の道行く人と、そんな人達に声をかける人…
そんな中、ちょっと背の高い外国人がCDを配っているのを見たことがありませんか?
時にはその人の話に耳を傾ける人もいれば、無視して通り過ぎる人もいます。
何回も秋葉原駅前で見かける外国人…いったい何のCDを配っているのか…
ちょっと気になったので駅前をちょっとウロチョロしてみたところ、めっちゃ声かけられたので話を聞いてきました。
何言ってるが全然わからぬ。日本語はほぼなし
少しでも日本語で話してくれるのかと思ったらのっけからめっちゃ英語で話されて内容はよくわかりませんでした。
かろうじて聞き取れた単語から…
・このCDは無料で配ってるよ
・ピンクフロイドとかそういう系の音楽だよ
・このCDを聞くとパワーが湧いてくるよ
みたいな感じでした。
↓実際に貰ったCDがこちら
めちゃくちゃにまくし立てる系の話し方だったので聞き取るのも大変でしたね。
で、ある程度話してたらいきなり
「インサツダイ」「オキモチ」
みたいなことを言ってきました…
……ははぁ、なるほどな? これはアレか、押し付け系で無料のCDを上げてお金をお布施と言う形で頂こうっていうんだな…
よし、お金を渡した後の…その先を見させてもらおうじゃないか!!
ということで、お気持ちで1000円を渡しました。
1000円が相場なのかなんなのか分かりませんでしたけど
「ワオ! こんなにくれるの!? センキュー! あ、これもう1枚上げるから友達にあげてよ!」
って2枚目を渡されました。
何ならジャケと同じフライヤーをもらったりと、めちゃくちゃ喜んでくれてたので、1000円を渡すのはまぁまぁデカい金額だったみたいです。
いらんカッコつけというか、色気と言うか、よく見られたい欲みたいなのを出した結果、自宅にCD2枚・フライヤー2枚という意味不明な状態に…
オキモチを渡した後、急にスピリチュアルに…
話を始めてなんだかんだ5分は話してたでしょうか?
オキモチも渡したし、そろそろ話が終わりかな?と思ったところからが本番でした……
しまった、無名のアーティストが音楽CDを配ってただけじゃなかった!!
急に
「オンラインマーケットで買うとちょっと高いんだけど、これ上げるぜブラザー!」
「このCDはとてもスピリチュアルな気分にしてくれるんだけど、この本からイメージを膨らませたんだぜ!」
って感じのノリで懐から1冊の冊子を取り出してきました。
やってしまいました……私が一番避けておきたかったスピリチュアル系のアンちゃんでした…
日本語訳にもなってるから読んでくれよ! と渡されたそれ。
まぁこの本買うとめっちゃ幸せになれるから1冊1万だけどどう?みたいな感じじゃなくてよかったですが…
アンちゃん……マジでこの本からイメージ膨らんだんか…?
おーん、読んでみるとまぁ…インド系のプラーナがどうとかそういう系かぁ…って思いましたね。
より精神世界的な、高次元的な、ふんわりとした音楽を作る人の部屋ってどこかエスニックというか、ヒンドゥー的な配色の人が多いですけど、マジモンの人に当たってしまうとは…
ガチの布教本じゃないですか!!
これ以上関わったらやべぇなって考えていましたが、何とか話も全て終わり解放される運びに。
別れ際になぜかグータッチしました。
しかしながら、また声かけられるのも嫌なのでそそくさと秋葉原を後に…
興味本位でアンケートに答えたりするのもやめよう
言葉も通じないのに話を聞きにいったのが敗因でした。(1敗)
普通に自分の曲を聴いて欲しくて配ってるだけのアーティストなのかな?くらいの認識でしたが、それは東京。
そんな事ありませんでしたね。
何なら以前、駅前のアンケートをしてる人は何のアンケートをしてるんだろうと受けたこともありましたが、それ以来定期的に電話もかかってくるようになり、ちょっと面倒になったのを忘れてました。
何はともあれ、秋葉原を含む人通りの多い街でのアンケートや声かけには対応しない方が無難ですねぇ…
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