秋葉原から3駅分は秋葉原圏内!と常に主張しているエンタメディアアキバです。
TXで2駅の浅草はもう秋葉原ってことですね。
何と今回は、80年ぶりの仲見世建築の大改修ということで、歴史ある建物の屋根上に上がれるというイベントがありました。
メディア撮影会ということで、普通には見ることのできない場所まで入ることができたので、その模様をお届けしたいと思います。
仲見世・屋根の全面葺き替え工事とは?
世界中に見ても有名な寺社である浅草寺。
一本通る仲見世通りには様々な店舗が居を構えています。
その建物の屋根が老朽化しているということで、戦後初めて葺き替え工事が行われました。
すでに本堂や五重塔などは土瓦からチタン等の金属瓦に変更されています。
軽量且つ耐久性も高く、ぱっと見たところ土瓦とほぼ変わらない外見となっています。
今回はこの葺き替え工事を、仲見世通りの店舗に施行完了したということでのメディア発表会となりました。
言われるまで気が付かない金属瓦
既に葺き替えが終わっている他の建築物も少し見て見ましょう。
・本堂
・五重塔
・宝蔵門
ぱっと見本当にわかりませんね。
葺き替えを行った銅瓦をチェック
施工完了は今月に入ってから。
メディア発表会も初めてのため、正真正銘本邦初公開となりました。
・銅瓦屋根の工事は株式会社カナメが担当
・屋根を見るので、もちろん梯子を上ります
・新しい銅の色
・新しい銅瓦と古い銅瓦で色が違いますね
・熱での膨張や伸縮を計算して施工されています
・雷門をこの高さで見るのは初めてです
※ちなみに、こちらの屋根は土瓦となっています
・80年で初めての見学会。次はいつできるのでしょうか…
浅草寺以外にも金属瓦は多数
意外と知られていないのですが、日本全国を見てみると、寺社の瓦が金属製に結構な数で変わっているらしいです。
雪国になるほどチタン瓦への移り変わりが多く、南に行くほど土瓦の割合がまだまだ多いとのこと。
そんな中でも高野山や四国八十八ヶ所でもチタン瓦が採用されているようです。
ぱっと見は本当に金属なのかわからなく、上手い具合で近代改修がされているなと感じます。
もし寺社巡りが好きな方がいましたら、ちょっと視線を上げて瓦の方をチェックしてみては?
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