2024年7月25日から、秋葉原駅前でペブロスカイト太陽電池の実証実験が開始されました。
従来のソーラーパネルに加え、超薄型で窓に張り付けるタイプの新たな太陽光発電フィルムを使用しての実験となります。
実験期間はおよそ3ヶ月となっています。
今回は、この実証実験の記者発表・説明会に参加してきたので、その模様をお届けしたいと思います。
目次
ダイビルにて、記者説明会開催
7月25日(木)、秋葉原はゴリゴリの快晴となりました。
太陽光発電ということで、日差しが強いのは追い風といった感じですね。
ダイビル5階のカンファレンスフロアでは、千代田区・YKK AP・Akiba.TVの3社合同での説明会が開催されました。
普段このような厳かな取材を行う事がほとんどないので、なぜか私が緊張してしまう始末。
この日は報道各社、建材や建築系メディアの方々が多く参加しており、総勢で30社以上の報道陣が詰めかけていました。
みんなスーツを着てる中、Tシャツチノパンというラフな格好でしたが、鋼のメンタルで何とか耐えていたような状態です。
建材一体型太陽光発電の実証実験ハウス説明会
時刻は10時30分、説明会が開始となりました。
説明会の登壇者は以下の通りです。
YKK AP株式会社 取締役副社長 水上修一氏
Akiba.TV株式会社 代表取締役 吉岡有一郎氏
YKK AP株式会社 新規事業開拓部長 中谷卓也氏
主催イベントの写真がこんな厳かな会に出てきたのも印象的でしたね。
建材一体型太陽光発電の実証実験ハウスお披露目
説明会の後は、実際の実証実験ハウスのお披露目となります。
設置場所は秋葉原駅前、UDX側の広場となっています。
千代田区の提唱する2050ゼロカーボンちよだ、とのシナジーも高く、エコな発電として太陽光発電には期待が集まります。
実証実験ハウスには、3枚のソーラーパネルが屋根上に設置され、7面あるガラス窓の内6面にペロブスカイトが設置されています。
オフグリッドと呼ばれる電線に接続されていない、完全なスタンドアローンでの運用となっており、ハウスで発電された電源でハウス内の諸々の電力を全てまかなっています。
そんな実証実験ハウスの前でお披露目会とフォトセッションが行われました。
YKK APは新たな建材を開発し、その実証実験の場所を千代田区が提供、そしてAkiba.TVがここで発電された電力を使用しつつ秋葉原のインフォメーションを運用するといった形となっています。
この日はAkiba.TVからインフォメーションに常駐するガイドが3名参加。
フォトセッションを大いに盛り上げました。
秋葉原っぽいポーズをお偉いさん方達にさせている…こんな画は中々見れないレアなものとなりました。
秋葉原で発電した電力で秋葉原の魅力を発信!
秋葉原駅前にドーンと登場したトレーラーハウスのインパクトはなかなかのもの。
設置は3ヶ月間となっているので是非とも一度見てみるのをお勧めします。
期間限定ではありますが、秋葉原の新たなスポットとなりそうですね。